1泊の予定で世界遺産登録前の石見銀山を見る旅に行きました。
朝9時出発。父の車で山陰へ
出雲で高速をおりたら一面の黄色い景色。。。。
写真は横からしか撮れなかったので分かり辛いけど、ひまわりの畑でした。しかも満開!
すごーーーくキレイでした。
しかし・・・・それからが遠かった。
高速は出雲までしかなく、そこからは地道をずーーーーーーーーーっと走って、走って。。。。ひたすら走って石見銀山に到着。 この写真は代官屋敷跡で展示場です。
代官屋敷いがいに5ケ所ほど見学のできる場所(有料)があるのだけど、実は石見銀山に到着した時間は3時を過ぎてた。。。なんと!6時間以上もかかったんですよぉ?。
世界遺産に登録されたら高速が近くまで来るのかな? でないとマジで遠いよ!
共通権は3時までの販売だと書かれてたし、もう1ケ所行きたいところがあったので、とりあえず間道(マブ)を見に行くことに。
唯一公開されている龍源寺間道へ。これがその入り口。
白い煙のように見えるのが間道からの冷気。。。冷蔵庫を開けたときのような冷たい空気が穴から出てました。
真夏で外はとても暑かったけど、慌てて長袖のシャツを着て中へ。。。
この日はお盆休み期間中で、人もちらほら。。。家族だけだったら恐くて入れなかったかも。
とにかく手で掘ったという間道の中へ。
中はこんな感じ。。。。っていうか実際はもっともっと薄暗ぁ?いんです。フラッシュでこんなに明るく映ってしまいましたが。。。。。私の身長169センチですが、頭がくっつきそうなほど低く、ところどころ水が頭から落ちてきます。
途中横穴があちこちにあって、これは鉱脈を掘った後だとか。。。人が入れるとは思えない狭い狭い穴でした。
温度も低いんだけど、まだそんなに奥深く入ったわけでもないのに空気が薄くなってきているのを実感。。。。過酷な環境なんだと思った。
しかし、驚くのはまだ早かった!
実はこの写真の奥が本当の間道だったんです。
人ひとりがやっと通れる程度の狭い通路で、当然立ち入り禁止。
間道の見学はここまで。
ここからは見学の人の帰り道として掘られた通路を通って外へ。
不思議だったのは手堀りの間道の間は寒いくらい涼しかったのに、最近彫った通路は外の気温に近い温度で暑い! 短い間に凄い温度差を感じました。
数人見学者がいたので良かったけど、マジでその人達がいないと恐かったかも。
普段は平日ばかりに旅行に行ってて人がいないことを喜んでたけど、ここは人が来る日に来て良かった。
写真はフラッシュで明るく写っているが、とても薄暗い。
でも、当時はこの薄暗さすらの灯りも無かったんですよね。。。。。
駐車場に戻るまで500メートルほど歩く。
その間にも写真のような小さな穴があちこちにある。
これら全てが鉱脈を掘った跡で全てに番号がついている。
なんか、凄いとこだな。。。。というのが実感。
銀山はとても広い。
車でないと回れないのだけど、道はとても狭い。
対向車があると立ち往生するような狭い道で、もうそれが大変だった。
無料で見学のできる祠のようなものもあったのだけど、道の事情が悪くて車を止めて見学も出来ず。。。。世界遺産になった暁にはこういう道の整備もしてもらえると有難いのになと思った。
あっ、当然だけど、高速がないとツアーでとてもここまでは来れないほど遠い。
現段階では「はるばる来た」という場所でした。
それから40分ほどまたまた走って三瓶小豆原埋没林公園へ。
ここは大木好きの父が来たかった場所だけど、携帯が圏外になる山の中。
あたりにはこの公園しかないという場所。
縄文時代の大木が三瓶山の噴火により埋没していたのを発掘して展示している公園だけど、興味の無い人には「なんでわざわざ・・・」というところだと思うけど、大木好きにゃ、縄文杉の大木でしかも埋没林だもんね、行くっきゃない!です。
だけど、ホテルの時間もあるしゆっくりは出来なかったけど、埋没した縄文杉のキーホルダーを買ってきた。太古のエネルギーを手にした気分だ。
ここから大山に予約したホテルまで食事の予約の8時までに行かないといけないのだが・・・・すでに5時前。。。。カーナビをセットしたら到着予定時間は9時半。。。。ヤバッ!
山の中をガンガン走り、やっと2車線の道に出たと思ったら渋滞するし、1車線の高速では前で軽四がチンタラ走る。。。。ダメかと思ったけど、なんと!7時半にホテルに到着。到着予想時間ってかなりいい加減なもんだと思った。(-_-)
この日はずーーーーーーーーっと車での移動続きで疲れた。
運転してた父はもっと疲れたに違いない。
長い、長い1日だった。