消えた?年金トリック

年金の問い合わせをする人が大量にいるのに、どうして私が言う2004年の年金改正まで約10年にわたって賞与から天引きされた年金が消えていること 誰も気がつかないんだろう・・・と考えた。
多分、まだ役所のすることを信じている部分は大きいだろう。。。。
しかし、社会保険庁側は確信犯ではないかと思っている。
私の友人がネットでIDを申請して 届かないので電話したら 口頭で内容を言って IDの発行を止めさせたということがあった。
聞くだけなら、見て検証するということをする人は少ないだろうという思惑ではないかと思う。
事実、友人は聞くだけで安心してIDをキャセルしたし、私が言うまでは安心しきっていた。
では、何故 金額を聞いて安心できるのか?
それこそ社会保険庁のトリックだと私は思う。
まず、データーとして表示される金額は何なのかの説明が無い。
ネットにはこんな説明があった。
Q “標準報酬月額”、”標準賞与額”が、自分が受け取っている額と異なっているのはなぜですか。
A “標準報酬月額”については、基本的に毎年4月?6月の報酬をもとに算定され、その年の9月から適用されます。また、報酬に著しい増減が発生し、その状態が3ヶ月続いた場合には随時に改定を行います。
そのため、毎月ごとの報酬と完全に一致するものではありません。
だから金額が知らない金額でもOKだと錯覚してるのかも・・・・これを読んでる人も少ないすかも。。。。
でも、2004年から賞与分も表示されているのに それ以前の表示がなかったら気がつく人もいるはずだけど。。。。。
多分、 それを聞いた人にも私が電話して聞いたように「あれは保険だった」とか「改正されたから」とか適当な理由を言って納得させたのではないかと推測する。
一番多いのは表示されている金額が自分の毎月の手取りより明らかに多いことで疑問を持たなかったパターンだと思う。
算定金額って税金(源泉税、市民税など)も社会保険、厚生年金なども引かれる前の金額が基本なのだ。
つまり、手取りで計算していないことを知っておかないといけない。総支給額で算定するのだ。
だから自分の手取りと比べて金額が多いのは当たり前! だから疑問を持たなかったと友人も言っていた。
しかも掲載されている金額は百円の位は切り上げ。。。。
私のように気がついて質問しても「あれは保険だから」と明らかな嘘を言うし、証拠もあると突っ込むと「年金制度の根幹に関わる問題だから」と説明を拒否する。
また、すぐに年金を手にするまでの年齢ではない私達はまるでこの金額を年金として受取れるような錯覚を持っているのではないかという不安もある。
こんな金額毎月もらえるはずなんて無いし、若ければ 今現在この金額がどんな計算式で自分の年金金額になるのかさえ、何も決まってないってこと知ってないといけないと思う。
『なんだ、マスコミ騒ぐけど、思ってたより良心的?な金額載ってたじゃん』と安心するのは早い!
その陰で約10年にも渡る長期間、自分たちが年金として支払ったお金が消えている!!
この被害にあった人は5万人などというレベルではないはすだ。
95年(96年?)から2004年9月までに賞与を貰った当時の全ての厚生年金加入者が被害者なんだから。
私は国民を騙してこんなことをしていたという実態は国民に知らせるべきだと思う。
その上で誰がこれを考え、誰が実行したのか責任の所在をハッキリとさせ、責任をとってもらいたい。
社会保険庁が特殊法人になると言う。 果たしてそれで良いのか!?
多くの国民からお金を騙し取っておいて 誰にも責任を取らせないで 特殊法人になんかしてしまってイイのか!?
特殊法人になったら責任者を国会招致も出来ないそうだ。 国民の目前で断罪することが出来なくなる!それでイイのか!!
何故こんな法案を税金の無駄使いまでして通したのか、安部内閣の責任は重いと思う。
特殊法人になったら我々国民は泣き寝入りだ! 誰か止めて!!