本多平八郎忠勝

先日、ひょんなことから昔読んだ歴史小説 山岡荘八著の『徳川家康』の中にでて来る徳川四天王の一人、本多平八郎忠勝の話をする機会があった。
この本を読んだのは私が中学の頃のこと。
片道二時間の通学時間は暇なのでひたすら本を読んでた少女時代のことだった。
父が歴史小説が好きで、最初は父が買って読んでたのを見つけて読み始めたのが最初。
これがもうめちゃめちゃ面白くて父の本をだだだっと読み、父は最後の数刊を買ってなかったので、それを買い揃えて最後まで読んだ覚えがある。
私がその後歴史小説を読み漁るきっかけとなった本なのだ。
ことにこの中に出てくる幼名「なべ」、後の徳川四天王 本多平八郎忠勝は私の理想の男性像としてながぁーーーく私の憧れの男性であった。
心素直にして勇猛果敢、不器用だけど1本筋の通った素晴らしい男性として描かれている。
正直、私は平八郎忠勝LOVE!なヤツだった。^_^;
その気持ちは大学まで続き、課題で万葉集を調べるために行った中ノ島図書館で勉強そっちのけで本多平八郎忠勝関連の本を探したりもしたくらい。
で、その時に肖像画を見つけて、見てしまった。。。。
そう、見てしまったの。。。。。
ほぼ10年近く恋焦がれた?平八郎忠勝様、乙女?の想像は膨らみ続け、決して男前だとは思ってたつもりは無かったのだが・・・だけど、ブ男という選択肢は無かったんだな・・・・コレが。
で、見て激しくショックを受けたんだ。。。。忘れもしない、中ノ島図書館での昼下がりの出来事だったわ。。。
だけど、私にとって山岡荘八の『徳川家康』と言えば本多平八郎忠勝!というくらい印象に残る人なのは今も変わらない。
ネット社会になってから検索もしたことが無かったんだけど、今回この話をしたことがキッカケで『本多平八郎忠勝』を検察してみて驚いた!
なんと彼のファンはかなりいたみたいだ。
そうよね・・・男女の別なくあの本多平八郎忠勝は素晴らしい人間だと評価する人が多数いたとしても不思議ではない。
で・・・その中に私がショックを受けたあの肖像画の載ってるサイトもあった。。。。。
それが ココ と ココ。
本多平八郎忠勝のマニアック?なサイトまであった。
やっぱり私の大好きな平八郎忠勝様は凄い人だったんだわ・・・・と少女の頃に憧れた人を懐かしく思うようなそんな淡い気持ちに久々になった。(#^.^#)
また山岡荘八の『徳川家康』読んでみようかな。。。。今読んだらどんな感想を持つんだろう。。。。