社会保険事務所での顛末

昨日の社会保険事務所での顛末を書いておきたいと思います。
最初に私には今回の自分の年金記録を照会した結果、私が訴える『消えた年金』以外に2つのトラブルがありました。
その2つについては昨日のブログに書いたので、今日は2004年まで約10年、年金として徴収されたのに個人の年金算定金額に反映されなかった『消えた年金』についてのやりとりを書きます。
まず、私は2004年の冬のボーナスと2006年の夏のボーナスの明細を持って行きました。
2004年冬の明細はこの時点では賞与の天引きは社会保険料のみだったという証拠として。
2006年夏の明細はこの時点で確実に保険料とは別に厚生年金としての天引きが発生しているという証拠として持参しました。
実はとても古い資料なので、探して出てきたのがコレだけだったんですけどね。。。。
私がこの件について質問すると、多くの人が来ている1階から職員しかいない2階へ来るようにと言われました。
他の何も知らない人に聞かれることはマズイという意図はその時点で感じましたし、私が質問した内容については、その時点でしっかり把握していたことは間違いありません。
2階へ上がり、話をしました。
担当者は私のほかの2つの話を持ち出して、私が核心に触れることを警戒してました。
それで、しっこく食い下がると度々どこかに相談に行く様子が録音されています。
一度は「課長に相談してくる。」と言って席を離れてかなり待たされましたが、課長は現れませんでした。
しかし、担当者の話、態度からこの件は国民に知られたくない社会保険庁の暗部だということは理解できました。
いくらはぐらかしても私がしっこいので、ついに助っ人が登場!
私の質問のすり替え工作に出てきました。
とにかく筋の通らないことを言い募るのですが、それでも正論を述べ続けると・・・・
この人はパソコンを叩いて、私の会社が賞与支払時に支払をしていない!というような打ち出しデーターを私に見せました。
それでこの件は私と社会保険庁の話ではなく、私の払ったお金をネコババしたのは私の会社だという理論にすりかえようとしたのです。
ところが・・・・その事務を担当し、支払に関わってたのは私自身です。 そんな話が真っ赤な嘘だということは私が知ってます。
正直、このあたりのデーターもかなり杜撰なようですが。。。。。
ですので、助っ人の男性職員にそのことを伝えました。 今度はそのデーターの不備をつかれるのを恐れたのか またワケの分からないこと言ってデーターを引っ込めました。
最後には 『私の言うことは理解できるし、私の気持ちも理解できる。しかし、自分は社会保険庁側の人間なので、あたなの言うことが理解できたとしても、あなたのデーターを作って追加登録することは自分達には出来ないことは理解して欲しい。』というようなことを話されました。
それは職員の1人であるだけの人には出来ないことは理解できます。
そして、年金行政の話に及び、最後に『あなたが言う話は確かに納得できないという人は多いだろう。だからもし日本中から声があがれば上も動くかも知れない』というようなことを言われました。
私は今でも納得は出来ません。
国会議員の議員年金、公務員の共済年金はどんな集金方法をとっているのか知らないけど、果たしてこんな理不尽な集金方法がとられたことはあるだろうか? 私は無いと思う。
自分達の年金はきっちりしているのに、国民の多くが加入する厚生年金でこんな暴挙が行われた事実、これは関係する多くの国民に知る権利があると思う。
だけど・・・・厚生年金加入者ってどれくらいいるんだろう? これが10年にわたり天引きされた金額と事業所が上乗せした金額を合計すると気の遠くなるような大金になるのではないか?
だったら何故今『年金破綻』の危機なのか? そのお金はどうなったのか?
社会保険庁は今までしてきたこと全てを公にして国民の審判を仰ぐべきだ。
私のような絶対大丈夫なはずのデーターの中にも『消えた年金』はあった。
両親の年金手帳も出させてIDを申請した。 もし不明な点があれば私が委任状を持って聞きに行くことにしている。
第三者機関のお世話になることもほぼ決定だし。。。。これからも年金ネタは尽きないみたいだ。(>_<)


社会保険事務所での顛末” への2件のコメント

  1. こんにちは。ちょくちょく拝見しております。
    しかし、dog loverさんの奮闘の顛末を読むにつけ、このアホ庁の無能×無責任ぶりが浮き彫りになって、何とも恐ろしい限りです。暑い夏をヒンヤリ乗りきるなら、怪談よりもアホ庁ばなし。役人の恐ろしい所業の数々が、国民の背筋をたっぷり冷やしてくれますって。
    ひところ「日本の官僚は優秀だ」なんて議論が盛んでしたが、アホ庁に限って言えば旧東欧の役人といい勝負だったってことですね。このアホ庁の責任問題、まずは誰かが腹を切らねば収まらないのでは? (いや、それでもホントは解決しないですが・・・はぁ)

  2. てなもんやさん、はじめまして。(^^)
    お出でいただいて光栄です。
    確かに、この話は背筋も懐も冷えますねぇ?。
    でも、マジで誰も責任取らずに幕引きなんかされたら暴動を起こしたくなりますよぉ?。
    本当に許せないです。

コメントは受け付けていません。