愛する『うちの子』

2006-12-06.jpg
我が家には4匹の愛犬がいます。
純血種3匹、MIX1匹なんだけど、ラブラドールのラブを除く3匹はそれぞれにワケアリのワンコたちなんです。
おちゃちゃは12年前の1月8日、兵庫県の東条湖付近の山中に捨てられていたのをゴルフ帰りにたまたま通りかかった私達家族に拾われ、我が家の室内犬飼い第一号としてうちの子になりました。
あと1ヶ月ほどで おちゃちゃと出会って丸13年になります。
もの凄い人嫌いな犬なんですが、夕暮れ時 父が山沿いの道路に座りこんでた子犬を発見! 私が車から出て手を出したらすんなり抱っこされて我が家の子に。。。。おちゃちゃとは運命の赤いロープが繋がってたんだと思ってます。
その後ラブはペットショップから我が家に。我が家唯一の有料で購入されてやって来たワンコです。
パピは当事ニフティーパソコン通信の犬小屋で愛犬の話をしていた私にパピヨン倶楽部のミディさんから「ちょっと不具合のあるパピヨンなんだけど、大事にしてくれる人に貰ってもらえないか・・・・」と私に白羽の矢が当ってしまった。^_^;
噛み合せがかなりずれていて、当時は心臓肥大のケがある子だと言われた。血統書は付けないし繁殖もしないでくれという条件だったけど、不具合のある子で大勢の中でいるより可愛がってくれる人へ・・・ということでブリーダーさんから無料で譲り受けた。
幸い心臓肥大は無かったんだけど、アレルギーがあって妹は「ペットショップで買う数倍治療費が掛かったわ。」と何時も笑ってる。^_^;
利華もしかり。
体が小さくて繁殖に向かないからと妹がこれまた無料で譲り受けて来た。
利華は来てすぐに夜中に吐血。
夜間緊急病院に駆け込んで調べたら吐血の血の中にコクシジウムが出た!!
調べた獣医さんは九州の田舎にいた時に見たことはあるけど、大阪の都会のど真ん中でコクシジウムなんか見たこと無い! しかも口から出てきたのは初めてだと大いに驚かれた。
そりゃ、大きくなれないし、繁殖なんか出来なかっただろう。。。。
そういう虫が体中にいたので骨も脆かったんだろう・・・・来て1カ月で両前足骨折。
妹はその度に凄い大金を散大することになった。
マンションで大量の小型犬を飼い、繁殖させているところらしい。環境はとても良いとは言えないようだ。
なかでもショツクだったのは繁殖用の成犬は声が出ないように手術されているという話を聞いてゾッとした。
確かに20?30匹もマンションに犬がいたら鳴き声に苦情が来るだろうから。。。。
しかし、狭い室内でケージに入れられ子供生まされ。。。。それはもう『物』でしかないよな。。。。惨い。。。。と思う。
利華ももし元気な犬だったらそういう運命だったのか・・・・と思ったら ブスだし、声は汚いし、根性も悪いけど、『よく家に来た、よかった、よかった。』と思う。
利華は本当に声が悪い。
うちの他の子は犬並に吠えるんだけど、聞くと分かるけど利華はなんか違う。
もしかすると親犬が吠える声を聞くことなく育ったからなのかな。。。と思うことがある。
悪質なブリーダーやペットショップは いっぱい繁殖させて、売れなかったら処分する。繁殖出来なくなったら処分するという。 保健所に持ちこまれる子はそういう子も多いと聞く、命をそんな扱いをして良いのかっ!! いいワケないよ。。。。。
いくら善意の人が保護だレスキューだと言っても、そういう犬を物扱いする人間がいる限りイタチごっこだよ。
法律をかえて犬や動物の命をもっと大事に扱うようにして貰わないと、人間のエゴで犠牲になる子は無くならない。。。。。。