大伴家持

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この間の火曜日に万博公園に行って、ももの花の写真を撮ってきた。 その一枚がコレ。
「ももの花」と言えば、大伴家持のうたでとても有名なのがあった・・・・。殆ど覚えているのだけど、どうしても上の句の最初の5文字が出て来ない・・・・しかも「春」が入ってることまで分かってるから残る3文字なんだけど、頭が思い出すことを拒否しているようだ・・・・。
でも、ちゃんと思い出さないと夜も眠れないよぉーーーーっ!!
で、ネットで調べた。 大伴家持はいっぱいうた詠んでるから探すの大変だったが、執念?で発見したわ!! 私がずっと印象に残っているのがこのうたです。(^^)
春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ
目を閉じるとその光景が浮かんでくるようなステキなうたでしょ♪ 大好きなんです。
このうたを教えてくれた先生がその時、何かの下というのは女性を美しく見せるものだとか言ってましたね・・・。例えば傘さしてるときも同じ効果があるんだとか。 「決め」のときは何かの下でキメてみてはいかがでせう。 効果は不明ですが・・・・。(^_^;)
私は万葉集が好きなんですね、和歌はどれも好きだけど万葉集って直球っていうか、素朴っていうかなんかステキだなって思います。
もうひとつ、凄く心に残ってるうたがあって、激しい女心の和歌・・・。坂上大娘だったと思いますが・・・。
相思わぬ 人を思ふは 大寺の 餓鬼のしりえに ぬかづくごとし
自分のこと好きでもなんでもない人を好きでいることって、お寺の仏像ぢゃなく餓鬼のしかも後ろから拝むようなご利益も意味もないことだという和歌なんですが、ストレートなとこが良いですよね。(^_^;)