この間、めちゃめちゃ驚いた話を聞いた。
行きつけの美容院の人のお雑煮の話。
なんでも、出身が石川県の輪島だそうで、この地域のお雑煮は砂糖で煮るらしい。。。
砂糖だよっ!お雑煮が。。。。
お雑煮って地域によって随分違うことはネット始めて12年、季節になるとネット仲間に聞きまくったから知ってはいたけど、砂糖で煮る雑煮があるってことは初耳だ。
作り方は鍋に少量の水を入れ砂糖をドボッと大量に入れ、その中に水から餅を投入、形が無くなるまでトロトロに煮るだけだそうだ。。。
材料、砂糖、水、餅。。。。。
私など想像するだけで「そ、そんなの食えない。。」と思うのだが、その方は「めちゃめちゃ美味しいのよ、1回に5.6個は食べる。」と言われていた。。。。
私、最近頑張って禁酒しているのだが、元々は飲兵衛の辛党なの。
両党ではないので甘い物は無くても全然平気なヤツ。
お菓子が甘いのは許せるが、食事として出される料理が甘いのは邪道だっ!ダメだそれは許せない!と思うヤツなんだ。
いくら美味しいと力説されたって、その雑煮は食えない。。。。
石川県の輪島に生まれなくって良かった。。。。
しかし、そこで私はある記憶が甦ったのだ。
それは私が小学生の時のこと。
同級生の女の子でめちゃめちゃ偏食で給食が食べられない子がいた。
ある時、給食に驚くほどマズイ料理が出た。
それは料理とは思えない甘い甘い味付けで、クラスのほぼ全員が「ゲェーーーッ、マズイ!」と言って食べようとしなかったくらいマズかった・・・・もう凄い昔の話だけど、あのマズさは今でも忘れられないくらい。。。。とにかくハンパなマズさではなかったのだ。
誰も1皿完食できる人もいなかった中、1人おかわりをした人がいた。
それが前出の偏食で給食が食べられなかった子。
今までどんな給食も絶対に食べられなかった子が、な、なんと!3回もおかわりをしたのだ。。。
この話、後日談もある。
ある時、その子が誕生日会をするということで招待されたのだ。
当時、誕生日会というのは流行りで我が家も親がやってくれたったけ。。。
で、そのお家に伺って、昼食を出していただいた。
忘れもしない、それは焼き飯だった。
もしかすると他にも料理を出していただいたのかも知れないのだが、私の記憶に焼きついているのがその焼き飯。
味がもの凄かったので覚えている。
砂糖とごはんが半々で入っているのとちゃうかぁーーーってくらい激甘の焼き飯だった。
今まで生きてきて、甘い焼き飯を出されたのはその時ただ一度のみ。
結局、その時におよばれさせていただいた皆、その焼き飯を完食することが出来なかった。
小学生だった当時、それは拷問とも思ったくらい辛い記憶だ。。。。
今回、輪島の砂糖の雑煮の話を聞いて、あの子のご両親はもしかすると輪島出身の方だったのかな・・・・と今思っている。
最近テレビで県民番組があるけど、土地が変われば全然違うんだなぁ?と本当に驚く。
同じ日本だけど、日本も多彩なんですよね。(゜_゜)(。_。)