前世?

旅行中、痛む体を引き摺って粛々と日程をこなしながらも気になるのは自宅で留守番をしている愛犬のこと。
特にラブは年だし、足腰も弱ってきているので心配することしきりなのだ。
今はまだ元気なラブだけど、年なので今後このまま年をとっていくと旅行も出来なくなる日が来るかも知れない。
その時は潔く、旅行を捨ててラブと共にいることを選択するつもりでいる。
ラブが階段を降りなくなってから9ヶ月、仕事場に行く時は私がラブを抱いて階段を降りる。
母は毎回とても心配をして、ラブを自宅に置いて来るように言うのだけど、ラブは一緒に行きたがるし、父も一緒にいたがるのだ。(^^;
母曰く、私がラブの世話を命がけでしているのを見ると、私は前世でラブに世話になったのかも知れないね。。。。と言う。 かも知れないよね。(゜_゜)(。_。)
決してか細い体型ではないけれど、か弱い女の身で太めの大型犬を抱いて急な階段を毎日降りているなんざ、フツーでは考えられないかも知れない。
もしかするとラブは前世で私の命の恩人だったのかもかもかも知れない。。。。
だから今生でラブに恩返ししているというのが母の説。
よく前世の記憶がどーとか言うけど、私の病的な高所恐怖症については前世の記憶ではないかと思っている。
私は物心ついた頃にはすでに高所恐怖症で、例えば子供の頃に何かがあったからそうなったと言う経験があったワケでもない。
とにかく高いところがめちゃめちゃに恐い。
友達と出雲あたりにある灯台に登った時には灯台から下が見られなくて、怖くて手すりにも近寄れなくて、壁にへばりつくようにして歩いて友達から「弱点を見つけた」と言われたものだ。
ちゃとした橋ですら高いところに掛かっていると真ん中を震えながら歩く。とても端から下を見るなんざ出来ない。まかり間違っても吊橋なんか寄り付きたくもない。
何故と聞かれても自分でも分からない。だけど、その恐さってハンパぢゃねぇーーんだっ! 何が恐いって高いとこくらい怖いもんて無いくらい高いところが恐い。
高いところって1mもあれば私にとって高いところで2m以上だともうダメ。。。。頑丈な手すりでもない限り側にも寄れない。
高くて足元が不安定なところなんか死んでも行きたくない。
もしかすると私は前世で高いところから落っこちて死んでいるのかも知れない。。。。
いったい私は前世で何をしていたんでしょうねぇ?、高いところが恐いってことから想像できることって余り無い。(^^;