悩みに悩んだ結果、ずっと楽しみにしていた箱根の旅はキャンセルすることになりました。
本当に悩みました。とてもとても楽しみにしていたイベントですから。
なので、近年にないくらい家族で話し合いをし、手分けしてテレビなどの情報をあつめ検討して、断腸の思いでキャンセルの電話をしました。。。。
理由はたくさんあるけれど、箱根市長や観光関係者の言う「安全」が信頼できなかったからです。
私のお泊りする予定だったお宿は「このような状態なのでキャンセル料はいただきません。終息したらまたぜひおいでください。」と言っていただきました。親と3等分してキャンセル料払おうと覚悟していたので感謝!感謝!です。
早朝のテレビでは地元の人が山から鹿やイノシシが姿を消してるとか、川に硫黄が流れ込み川が濁り、魚は下流に逃げているなどの地元の情報は何故なのか午後からは一切報道されないという事実。。。。
昨夜の報道ステーションでは2011年の火山活動の時の倍のスピードで山が膨張しているという情報も他チャンネルでは翌朝には「マグマはなんら心配はない」と変わっている。。。。。
その「安全」には科学的根拠は何も示されないことに更に恐怖を感じました。
今朝、

この地図のピンク色の矢印は「熱泥流」の矢印で、これは小規模噴火でも起こりうるという専門家の話を早朝のテレビで流していたけど・・・・午後からの番組には流れないのだろう。。。。
ちなみに、ピンクの矢印の先の道は御殿場インターに通じる道で赤い丸の部分が強羅。
気持ちは分かるけれど・・・・人命よりも商売重視なのかな?と思わざるえない現実を垣間見ると楽しみにしていた気持ちの高さゆえに大きな不信感を持ってしまいました。。。。
さらに、こんな記事を見つけてしまった。。。
6分の6とは100%ということよね?
箱根であるということは言えないけど、箱根ではないとも言い切れないよね。。。。
もしも噴火で被災したならば・・・・あいはどうなる!?
犬を連れて避難するなと過去の災害でもそういう事が言われたことがあるらしい。
事実私も犬(ダックス)が倒壊するかも知れない体育館に置き去りにされ震えているという映像を見たことがある。。。。
あいをそんな目には合わせられない。
両親にもこの話をした。
私はあいは置いてはいけないから、あいと一緒に死ぬ覚悟をすると言った。
両親もあいは置いていけない、自分たちだけ逃げることは出来ないと言った。
100分の1であろうと、100万分の1であろうと、1000万分の1であろうと、そうなる可能性があるのであればこの旅行は止めるべきだという結論に達しました。
こんなこと書くと箱根に恨みでもあるのか!と憤りを感じる方もいるかも知れません。
私は箱根に恨みは無いし、箱根に行きたい!今回お泊りするはずだったお宿に行きたい!と熱望して5ヶ月も前から予約してひたすら楽しみにしていた箱根のファンであると思ってます。
しかし、こういう考え方をする人間がいるんだということを私と同じ立場の人にも知る権利があるのだと思って書きました。
最後の決定は自己責任でするべきです。
私が心配するようなことが起こると決まったわけではないし、起こらないという保証もあるわけではありません。
1日も早く箱根や多くの噴火により被害を受けておられる方々が平穏な生活に戻れますことをせつに祈ります。
そして、噴火活動が終息したら必ず箱根に行きます!絶対に行きます!!
だから、今回のことで大変でしょうけど関係者の皆様、頑張ってください!