ついに来た。。。。

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ついに来ましたね。。。。
恐れてはいましたが、覚悟もしていたつもりでした。
しかし・・・・・覚悟していたのに凄いショックを受けたことも事実です。
去年の大晦日から兆候はあったし、休暇前にもありましたけれど、3月1日から仕事場の階段を降りることを極端に怖がるようになり、昨夜はついに降りれませんでした。
ただ、ラブ自身は仕事場の階段を降りれないことを除いては本当に本当に元気いっぱいです。
自宅の階段はスイスイと移動していますし、足腰もしっかりしています。走ることだってあるくらい元気です。階段は滑って恐かったことがトラウマになっているようです。
元気なことが救いと言えば救いでもあるし、階段を降りることだけなら『何とかしてやりたい!』という気持ちも強く持ってます。
突然とは言えないのですが・・・・私は今もパニック状態が続いてます。。。。。
だけど、よくよく考えると仕事場の人間でも恐いような急な階段をラブは12歳7ヶ月まで自力で移動してくれていたのですから・・・・頑張ったと言えると思います。
私も精神的に落ち着かないので話は前後しますが・・・・・
昨夜の顛末を書いておきたいと思います。
昨日は階段を上がる時点からちょっと嫌がりました。
お尻をちょっと押してやると自分でさっさと昇っていったので安心していたのですが・・・・。
最近のラブは私の空き時間に一緒に散歩に行くことがとても楽しみな様子で、昨日も一生懸命「散歩に行こうぞよっ!」と催促していたのですが、いざ階段の前に行くとフリーズしてしまいます。
無理はさせたくなかったので、散歩は行きませんでしたけど、そのまま帰る時間になっても階段を降りようとはしませんでした。
帰る時、呼んでも降りられないのか「クンクン」と泣いて泣いて・・・・父が無理矢理下ろそうとしたので、それはかえってラブの恐怖心を煽るだけだからと止めてもらい、言葉で説得を続けましたけど・・・・やはり降りれませんでした。
ラブはもうパニック状態で。。。。。
私と父が上に上がって行くと無理に下ろされると思ったのか逃げようとすらしてました。。。。。
そうこうしていると父が『あ゛ぁーーーーーっ!』と声をあげるので見ると・・・・
ラブが大量に失禁していました。。。。。。。。。
ラブは賢い子で子犬のまだトイレの場所を覚えていなかった頃を除いてただの一度も粗相をしたことがないんです・・・・・・。
その姿を見て、私も凄いショックでした。。。。。
泣きながらラブの粗相の始末をして・・・・・決心しました。
私が抱いて下ろすしかない! それしか方法がない!
ラブはラブラドールの女の子にしては重量級の30キロ。
だけど、私は幸い小柄でもないし、昔は競泳でバタフライを泳いでたこともある!今はただの運動不足のオバさんだけど・・・・・決死の覚悟があれば出来ないことはないはずっ!!
両親は足や腰が悪いのでアテには出来ないから私がするしかない!
ラブの脇の下に両手を入れて抱き上げるとなんとかラブを持ち上げることが出来た・・・・・。
だけどそれだけでは不安なので近くにあった長のれんで母にラブと私をしっかりと括りつけてもらった。
とても急な階段なので父が私の少し前を歩きラブのぶらぶらしている足を背中でサポートしてくれたので一歩一歩ラブを抱いて12段の階段を降りた。
私のどこにこんな力があったのか・・・・と今は思う。
火事場のバカ力というのは本当にあるんだと思った。
階段を降りきった時にはその場にへたりこんでしまった。。。。
だけど、不思議と重いという感覚は無かった。
ラブはやっと降りれたことで満面の笑みで私を見てた・・・・・良かった。。。。
昨日のことで補助具さえあればラブを私が自力で下ろすことに自信が持てた気がする。
ラブはやっと降りれたことと帰れることが嬉しいのか今まで泣いてパニックってたのが嘘のような軽い足取りで小走りで駐車場に向かって行く。。。。。
正直、『マジかよぉーーーっ!』と叫びたくなったわさっ。(‐_‐)
帰ってからも自宅の階段(この階段は広くて緩やかなんだけど・・・)は飛び跳ねるように移動してたりなんかして・・・・・めちゃめちゃ元気!
仕事場の狭くて急な階段を降りることだけが無理なようだ。。。。。
だったら無理な部分を私が肩代わりしてやるしかない。
今朝も昨日のことを忘れたのかラブは仕事場へ一緒に行きたがった。。。。
だけど、補助具がまだ手元にないので連れて行くワケにはいかない・・・・。
昨日は無事に抱いて降りれたけど、今日も大丈夫だという自信はないから。
早急にドッグキャリーハーネスを手に入れよう。。。。1つ注文してあるけど、来週にならなにいと在庫すら確認が出来ないから1日でも早く送ってくれるところを早急に探そう。
ラブは12歳7ヶ月。
このサイトによると人間だと大型犬なので88歳くらいになるのだそうだ。
88歳と言えばうちの両親よりもずっと年をとっているということだけど、年のわりにとても元気だ。
だけど、人間でも年をとって環境が変わるとボケるというから、なんとかラブのためにも今の環境を変えないで過させてやりたい。
ラブは仕事場に家族と一緒にいるのが好きだし、会社のスタッフに可愛がってもらったり、近所の人に可愛がってもらったり、散歩で知らない人に愛想をふるのが好きな子だ。
ラブが歩けなくなるまで、この生活を続けさせてやりたい。