教育的指導!?

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昨日、帰宅したら、隣りの部屋で妹がなにやらブツブツと言ってる。。。。
ヤ、ヤバイ!
こーーゆう時は知らぬ、存ぜぬ、関係ナシを決め込まないとトバッチリが来るに違いない。
知らぬ顔してせっせとお部屋の掃除をしていたら・・・・妹が私の部屋に乱入して来た。。。。
くそっ、ついに来たか。。。。。
開口一番『ちょっと、まろてんか!』と言う。
『まろう』とは大阪弁で『弁償する』という意味だ。
ゲッ・・・来た!
私が弁償しなきゃいけないこと・・・・この自宅内において、それは『おちゃちゃの事件』でしかないだろ・・・とピンッと来た。
しかし、何だ・・・・
おちゃちゃは何をやったんだ!?
妹の部屋で盗み食いか?
さては、何か壊したか???
そう考えを巡らす私に妹が言った。
『おちゃちゃが利華を襲って、利華の鼻に爪が入って利華が血を流す怪我をしたので夜間動物病院に行った!』
私、「夜間動物病院って行っただけで8千円やん! で、消毒だけしてもらって帰った来たん?」 
と聞くと
『うん。 以前に掛かった先生がいて5千円にまけてもろた。』 と妹
大阪人の私は言った。
『ふんふん、喧嘩は両成敗やからな、半分の2500円払ろたるわ。』
と言って3千円を妹に手渡した。 もち、釣は返ってこないのは承知の上。
当の利華はショックがあるのか、ションボリ状態。
しかし、ブスな顔の形は崩れてなかったので少し安心したけど。。。
あっ、私はよく利華をブスブスと言うけど、ブス=可愛くないということでは決してない
犬好きな人は誰でもそうなんだけど、見た目で好き嫌いなんて絶対に無い。
利華も我が家に来て1年7ヶ月。
すっかり、我が家の一員になってるし、我が家の愛犬だから、ブスであろーと、声が汚かろーと、根性が悪かろーと利華を可愛いと思っている気持ちに偽りは無い。
が、しかし!!
利華の根性の悪いところは大問題なんだ!
先日来パピとのバトルのことを書いていたが、これも利華がペーペーの自分の立場を自覚しないで、パピにデカイ態度を取ることが原因だ。
パピはつい最近 股関節の大手術をして、本来は強気な子がちょっと弱ってたこともあって、利華の出過ぎた行動が目立ってたんだと思う。
どーーもパピを攻略したと勘違いした利華が、こともあろーーーーに我が家最大の凶暴犬にして、我が家の犬社会のドンのおちゃちゃに何かしでかしたんだろう。。。。
もしくは、利華の態度がおちゃちゃのカンに触ったか、逆鱗に触れたか・・・・・
だと思う。
おちゃちゃが最愛だから言うのではない。
おちゃちゃは教育的指導をするが、ある程度手加減はする。 その点、頭の悪いバカな子では無い。
もちろん、手加減していたつもりが当たり所が悪かったということもあったんだろうとは思うけど。。。
利華もこれに懲りて、おちゃちゃには手出しせず、パピのように1歩も2歩も下がってた方が身の為だということが分かっただろう。
利華の身の為にも理解してくれたことを期待したい。
コレで再びおちゃちゃにトライしたら利華は『あほう』だわね。
まっ、おちゃちゃもかなり気がキツイ子だから、一応チビに手を上げたらダメ!とは言っておいた。
多頭飼いの場合、こーゆう権力争いは少なからずある。
13歳、12歳、8歳の高齢犬の中に2歳というピチピチで元気な利華が来たことで、ちょっとバランスが崩れかかっているのかも知れない。
我が家の平和の為に、利華には我が家の犬社会のしきたりに早く気がついて、立派な愛犬になって欲しいと思ってる。
ひつっこく言うが、利華はブスでもよし!声が汚くてもよし!
だけど、その根性はちょっと改めなっ!
一番チビなんだからさっ。