我が家のラブちゃん、おん年12歳。
大型犬のラブラドールだから、かなりの高齢である。
若い頃はラブラドールの名に恥じず、飼い主も手を焼くハイパー娘だったけれど、さすがに12歳ともなるとキチガイのように好きだったボールにも興味は薄れ、起きては寝る、食べては寝ると寝ること中心の生活になっている。
ただ1つ、若い頃と全く変わっていないことがある。
それが「驚異的な食欲」である。
ラブは訓練競技会で臭気選別にも出場していたのだが、霧ケ峰ではついに予選突破はならなかった・・・しかし、こと臭いに食欲が絡むとラブは最強の犬と化し、このパワーをもってすれば霧ケ峰での日本一はラブのものだったであろう・・・・というほどのパワーを現在もしっかり維持している。
とくに肉類の臭いには超敏感!
この間のラム肉のときは肉をパックから出したとたんにラブの様子が一変! 私や父には見向きもせず、ひたすら母に付き纏い、母に愛想をふりまき、今夜の食卓にラブ用のお皿が乗るように画策に奔走していた。。。。
しかし、めったに肉が食卓に載らない我が家のこと、母はついにラブの真意に気がつくことがなく、あわれラブは肉の臭いだけ嗅がされ、私から小さい1片を貰うのみだった。
可哀そう?に思った私は肉を完食したあとでラブの真意を母に教えてあげたわさ。ケケケ。
写真は酒蒸ししたササミを切る母にベッタリとくっつくラブ。
体全体で「そのササミくれぇー!」と叫んでいるのが分かるだろうか。^_^;
食事の前になるといち早く食卓にスタンバイをするラブ。
そして、こぉ?んな顔して、母の椅子の膝置にアゴを乗せて、母が食卓につくのを待つ。
この顔に一番転ぶのは母で、それをラブは熟知している。
食事時間はラブが大活躍する時間。
お皿の上をしっかりチェックして、自分の食べたいものに手をつけている家族の側にピタッと座り、手にしている食物をねだる。 そして、それをゲットすると、次のターゲットにダッシュで移動する。
ラブがこの活躍を続ける限り、きっと元気で長生きしてくれるんだろうと思うこの頃である。