ラブは食い意地がはっている、ただ張っているのではない、狙った獲物をゲットするために頭脳をフル回転させて、いかに効率良く家族の食べている食べ物を己の口に入れるかを考えているようだ。
なので、その時のラブの目は知性に溢れている・・・と私は思う。 写真のラブも妹の手にあるジャーキーを狙っている時の写真だけど、こんな目だ。 知的だと思う私はやはり親バカか・・・(^_^;)
普段、会社で食事やオヤツを食べている時、ラブの指定位置は母と父の間のちょっと母寄りと決まっている。 両親がいつも私よりは早く食べ始めるので、その位置はスタンバイ位置になっている。 母寄りというのは、母の方がちょこちょこラブにくれる割合が多いことと、最後の一口になったらラブが母を襲ってでも取り上げることが可能なため。。。母はラブより力の点でちょっとラブが優位に立っているとラブは思っているらしい。。。
父は一番良いところを残してくれて、最後にラブにドッとくれるので、父の側も外せないようだ。。。食事の時は食卓に準備が整う前にラブは父の側にスタイバイをして、食事の時間を待っている。
さて、私だが、私の場合はメニューによって違う。
私は芋、かぼちゃ、豆などがあまり好きではない。ラブはそれをよくよく知っている。なので、お味噌汁の具がかぼちゃだとか、煮物の具が私の好きでないものの場合、その他にはお雑炊のように土鍋にいっぱい作ってある場合、ラブの配当が期待できるようなメニューな時は、遅れて食事に来る私を階段の上で愛想良く出迎えてくれる。。。そういうラブを見て本日のメニューが分かるというものだ。。。犬にしておくのは勿体無いような知的行動だと思ふ。。。。。
ラブが母の側に拘らない場合が1つある。 それは母が甘いものを食べている時。 母は「甘いもの命!」な人なので、甘いものの場合はラブにおこぼれが来ることは少ないし、強行に強請るとバシッとしばかれる可能性が高いからだ。そんなこともちゃーーーんと心得ている。
さて、さて、最近はバナナが美味しくなってますよね。
会社の近くに美味しいバナナを売っているお店がありまして、我が家はバナナをよく食べます。 ラブはバナナも大好物! ここのとこラブはバナナを狙うことに知恵を振り絞る日々を送ってます。
昨日のこと・・・両親と私がほぼ同時にバナナを食べ始めました。 その場合ラブはどの位置を占めるのが一番当りがいいのか考えるんですが。。。果たしてその時の状況は大変難しい状況でありました。 ラブは自分の位置を決めかねて母と私の中間位置で父とは正面になる位置で家族の顔を見回してお声がかかるのを待ってました。 まず、母から少しづつ貰い、父には「頂戴オーラ」を送り続け、私のバナナの量がどのくらい減ったかをチェックし・・と目まぐるしく頭脳を使い、一番効率の良い方法を計算している様子。 傍目で見てて健気な姿です・・・・で、私はラブの援護射撃を・・・「パパ、ラブがそれ欲しいって言ってる。」と言うとラブは父の顔をそれはもう嬉しそうに見るんですよね。(^_^;) で、父は最期の一口をラブに差し出すんです。。。。ラブ、ねえちゃんに感謝しろっ!ふふふ・・・・。
しかし・・・それで満足するようなラブではありません。 そういうことする時、私のバナナがかなりの量減っていることを熟知しています。 父からバナナを取り上げたラブはダッシュで私の側に戻り、きちっとお座りをして背筋を伸ばす、そして・・・私のバナナに熱っぅぅーーーーーーーい視線を送り続けます。。。。私にはそれが「それ食ったら恨むぞぉぉぉっっっ。」と聞こえる。(^_^;)
ラブの執念に負けて私も最後の一口はラブのお口にポィ。。。。。全ての家族から収穫を終えたラブは意気揚々と自分の寝床に戻って寝る。。。。まっ、こんなで12歳の今も元気いっぱいで頑張っているんだからイイのかな。。。イイのよね。。 きっと、ラブにはこの生活が合っているんだと思う。
ラブにとって家族と食事をすることが生き甲斐のようになっているので、朝晩の食事は途中に食べることを考えて量を決めてます。規定量と家族の食事だと太る太る。 最近はやっとその量が分かってきてラブはちょっとだけ太めのナイスバディを維持しております。・・・・と飼い主は思ってますかな?・・・・・(^_^;)