老犬と暮らす。

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愛犬のブログをよく見るけど、圧倒的に若いワンちゃんの飼い主さんのブログが多い。 何故かな?とふと思ったので、老犬の飼い主の私の立場でつらつら考えてみた。
うちの子が若かった頃、うちの子の些細な仕草や行動が日々驚きで、とぉーーーってもエキサイティングだったことを思い出した。
そう言えば、私はその愛犬で得たでっかい感動を誰かに聞いてもらいたくてニフティーの犬のフォーラムに入って、日々の感動を話したりしていたものだ。 まっ、そのお陰で現在の私があるので、私が今 親バカ愛犬家大集合! Lab-parkの管理人なんかしているのも我が家の愛犬のお陰とも言える。
それくらい、とにかく小さいことまで愛犬のことには感動だった。、もうワンと言った、言わなかったってことでも飼い主的観点で見るととぉーーーっても大切なことで、驚きで、そして大きな感動だった。 そっか・・・だからブログのネタに困らない、どころかどれを書こうか悩むくらい感動的な生活をされているんだ・・・と昔を振り返り羨ましいなと思った。
ぢゃ、私のような老犬飼いには感動はないのかと言えば、感動がないわけではないけど、感動の種類が変わったかな・・・と思う。
我が家の4匹の犬たちは上から今年13、12、8、2歳になる。 上の3匹は立派な老犬といえる。
なにせ10年以上、ずっと一緒に暮らしているんだもん、うちなんか私の部屋に犬が住んでるんだから、親より一緒にいる時間が長い。 このくらい付き合いが長くなるとほぼ「知り尽くし」の境地に達している。 目が合えば犬が何を考えているのか瞬時に理解できたりもするから、ここまでいくと犬が言葉を話さないということが不便だとは思わないから不思議だ。
昔だったら、ワンと言えば「この子はこんなところでワンって言うんだぁーーーっ」と感激し、自分の心の中にある犬の履歴にせっせと書き込んでたりしていた。 ところが今は犬がワンというタイミングはほぼ熟知している・・・・で、それで感動がないかと言うと、言うタイミングでワンと言わないと「体の具合でも悪いのかしら・・・・」と心配と驚きになる。ココが若い頃と違うかも知れない。(^_^;
若い頃はあたり前な元気な姿でも、老犬となると庭で全力疾走している姿でも「まだまだ元気なんだ。。。」とこれはすごーーーーく感動するし、感激するし、神様に感謝したりもする。
もう日々の感動は少ないけど、感動的な話はごまんとある! 若い子の飼い主さんより一緒に生きてる時間が長いからいぃーーーっぱいあるよぉ?♪ 老犬だって、老犬の飼い主だって犬飼いの感動を伝えられるのではないか・・・と思って、今まで自分の趣味と愛犬の話を一緒にしていたブログとは別に愛犬の話だけ掲載するブログを新たに作ることにした。 老犬とともに生きる感動的でアットホームでほのぼの話しをしていければ良いなぁ?と思ってます。(^^)