まだ、介護までいってなくて、今後どんな事態が起こるか分からない我が家ですが。。。。
大型犬の移動について、腰痛持ちの立場で少し書いてみたいと思います。
ちなみに私は椎間板ヘルニア持ちですが、ここ10年は再発していないので、かなり軽度なのかも知れません。
ただ、椎間板ヘルニアの恐怖の痛みとピクリとも身動きが出来なくなる事態は体験してますし、出来れば二度とあの経験はしたくないので・・・かなり気をつけていたりします。
我が家の場合、28キロの大型犬の階段移動を私がしています。
使っているのはモンベルのドッグキャリーとインクの首輪さんの抱っこバックCです。
ずっーーーっと抱っこバッグを斜め掛けにして、28キロ(介護初めは30キロあった(1年2ヶ月前))を抱き上げて、階段の上がり降りをしていましたが、斜め掛けにしていて首を痛めてしまってました。
いろいろと試行錯誤の結果、ベルト地にプラスチックのバックルをつけた物を用意して、斜めではなく背中で掛け紐がクロスするようにして抱っこバッグ(ドッグキャリー)を使っています。
3月29日のブログでラブを縦に抱く話をしていましたが、コレはやり過ぎると腰を痛めることに気がつきました。
縦に抱こうとすると、自分の体から遠くにあるラブの上半身を抱きかかえないといけません。
抱きかかえる物体は出来るだけ自分の体の側にある方が腰への負担は少なく、遠いと自分の上半身を立ち上げるのに腰を使うことになり、腰痛持ちの人はしない方が良いようです。
それで、私もヤバイ!と思って、またまた考えました。。。
やはり基本横抱きが絶対条件です。
横抱きだと抱きかかえる物体は自分の体の近くにあることになるからです。
それで背中全体で支えられるように抱き紐の位置を調整しました。
抱っこバックやドッグキャリーの使い方はそれぞれ工夫されると良いと思いますが、抱き上げる時には以下のことを注意した方がよいと思います。
まず、自分のMAXを知ることです。無理はいけません。私の場合、一応女ですので、抱き上げて階段を移動できるMAXは30キロで、それ以上は無理です。。。。
抱き上げる時、格好は気にせず足は大きく開いて体を安定させることが大事です。上品に膝をつぼめて力を入れると腰にきます。
膝は開く位置に平行につま先が来るようにします。つま先と膝の位置がばらばらだと膝にきてしまいます。
それと大事なのは膝はつま先から外に出ないよう、つま先の内々の位置をキープすることです。つま先より膝が前に出ると膝を痛めてしまいます。
抱き上げる力を入れる時はお尻と太ももの筋肉を意識して持ち上げるようにします。決して腰に力を入れて腰の力で持ち上げようとしてはいけません。
いきなり愛犬を持ち上げるのではなく、太ももやお尻の筋肉を使って物を持ち上げるシュミレーションをやってみるといいと思います。それで自分の姿勢を確認して、出来るだけその姿勢に沿った形で持ち上げるようにすると随分違うのではないかと思います。
犬を抱くという感じではなく、ウエイト・リフティングの選手になった気持ちで、犬をバーベルと見立てて抱き上げる感じというのが一番近いかな。。。。
それでも腰に不安があったり、愛犬が重量級の場合はウエイト・リフティング用の腰ベルトを着用するというのも方法ですよね。
お相撲さんは股関節を柔軟にするそうですが、これは怪我を防止する目的があるのだそうです。大事な愛犬のために日ごろのストレッチも効果的かも知れません。
ちなみに私は昔ダンスをしていたので、体はめちゃめちゃ柔らかいのです、しかも股関節の柔軟度には自信があります。^^;
腰痛は背筋と腹筋のバランスが悪い場合もなるそうです。私は背筋には結構自信があるけど、腹筋はナイですからね。。。。^^; 重量物を持ち上げるには腹筋も大事なんでしょうね・・・・きっと。
愛犬の介護は大事ですが、自分が壊れてしまったら介護もしてやれないのですから、まずは自分を大事にしないと愛犬を大事にしてやれません。
それと、腰痛持ちの方は経験があると思いますが、腰がだるくてヤバイ・・・という瞬間ってあると思います。そういう時は放置は厳禁! 良く効くシップをバッチリ貼って、寝る時も腰が楽な姿勢で寝るなど、自分のケアもお忘れなく!
ちなみに私は痛だるい方の腰を上にして横に寝て、膝を折り曲げて腰の筋肉を緩める姿勢で寝るようにしてます。
持ち上げ方については1年2ヶ月ラブを抱いて階段を移動して、腰痛持ちの私が再発していないという結果で、効果はあるのではと思ってます。
大切なのは腰ではなく太ももとお尻の筋肉の力を利用すること、姿勢はウエイト・リフティング、股関節は出来るだけ柔軟に、ヤバイと思ったら自分の体をケアすることです。
ワンちゃんも人間並みに高齢化している昨今、大型犬飼いの皆さんには他人事ではなくなる日は皆無ではないと思います。
縁あって家族の一員になった愛犬ですから、自らの体をケアしながら、愛犬にも幸せな老後の生活を与えられるように頑張りましょう♪
私もこれから頑張ります。(^^)/
ただ、我が家のラブは気がついてやれなかったのですが・・・愛犬が急に階段を下りない、上らない、歩かないなどの異変を示した時、早めに専門医に診てもらった方がよいかも知れません。
私は年だ、年だと思っていて・・・ラブを痛い目に合わせてしまいました。。。。
私もそうなった時にネットでいろいろ調べたり、愛犬の足を触ったりしてみましたが、ラブの場合は痛がることは無かったし、触るのを嫌がることも無かったので、結果動けなくなるまで分かりませんでした。
しかし、ある本によると軟骨が磨り減っている時は痛みは無いのだそうです。異変を起こす時にはすでに大変なことになっている場合が多いのだとか。その上、犬は痛みには耐性があって、飼い主に痛いとは言わない子も多いのだそうです。
しかも、発見には飼い主の日ごろの注意も大切です。
我が家の場合もラブが動けなくなったことから始まったので、他にも色々な原因があるのではないか・・・とそちらに注意が向いていて、なかなか原因が分かりませんでした。
先生が気がついてくださったのは、私が前足の右と左とでは筋肉の張りが違うと言ったことからレントゲンを撮って原因が分かったという経緯がありました。
ヘンだと思ったら信頼のできる獣医さんに係ること、これが一番大事だと痛感しました。
信頼できる獣医さんは早めに見つけておくことも大事ですよね。
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