大事件発生!ラブが動けなくなった!

昨日は朝からちょっと足元の具合が悪かったラブ。
朝の散歩はいつもの半分にしていた。
午後2時頃、ラブが「おしっこぉ?!」とトイレに行きたがる。
その時に両親と私の間を体を歪めて歩いているのが少し気にはなっていた。
散歩が半分だったからかな?とラブにキャリーをつけて抱いて3階へ。
3階の部屋に下ろした時にすぐに立てない様子で「えっ!」と思ったのだけど、今日は足元が悪いから滑るのかな。。。と思って、ベランダに抱いて出してやる。
その時は普通に立っておしっこを済ませるラブ。
また部屋に入れてフローリングの上に立たせると・・・立てない!
両足に力が入らない様子だ。。。。
とにかく、いつもラブのいる2階に下ろして、お布団に乗せてやるが、上半身も起こせない状態で、足に力を入れるが全身が震えて身動きが出来ない。
荒い息をして、全身ぶるぶる震えるラブ。
もう完全に異常事態!家族は大騒ぎになった。
とにかく近くの獣医へ!と思って電話したところ、その時間は休診で先生は往診に行ってて留守だとか。。。
だけど、ゆっくり待ってるなんて出来ない!
そこで思い出したのが、妹のチビ犬が通ってたファーブル動物医療センター。(地図)
妹のチビ犬2匹はここで足を治してもらっている、名医だという話を思い出した。
普段めちゃめちゃ仲の悪い妹にメールで簡単にラブの状況を説明し、至急電話してくれ!と言ったら、すぐに妹から電話がある。
妹にファーブルに電話を入れてもらい、すぐに行くことになった。
しかし、道が分からない・・・ネットで妹から聞いた住所で探すが、そんな住所は見当たらない。。。。
また妹に電話して、目標になる地名やお店など聞く。
妹から予約だと遅くなるから、とにかく早く行け!と言われて、とにかくラブを連れて行くことに。
いつもイケズな父もラブのことなので、いつもでは考えられない速さで駐車場に飛んで行きカーナビの設定をしている。
私は全く動けないラブを運ぶため、先日購入した介護カートを組立て、ラブを抱いて階段を降りてカートに乗せて駐車場まで運ぶ。
書けばスムーズにいったようだけど、もう突然のことで家族全員パニック!私なんかテンパッテしまって、手が震えて思考回路が停止寸前。
母がパニクりながら「落ち着き!落ち着き!ラブを降ろさんとあかんから、危ないから落ち着き!」と言うけど、その母もめちゃめちゃパニクっている。
何を持って行けばいいのか、頭が真っ白で手が震えて判断が出来ないから、とにかくバッグそのままを持ってラブを連れて行った。母が封筒に入れた10万円を私のバッグに入れて「お金!お金!」と叫んでいる。
とにかく身動きが出来ないラブ。
なんとかキャリーを付け直して、抱いて階段を降りると前足を伸ばして暴れるそぶりを見せるので、宥めて宥めてゆっくり階段を降りる。
カーナビで近くまで行って、妹の言う目標を見つけて、なんとかファーブル動物医療センターを発見。
到着したのが午後4時過ぎ。
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到着したばかりの時は少し落ち着いたものの、まだ身動きは出来ない状態だった。
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5時から診察開始なので病院はシャッターがおりている。
ご迷惑かとも思ったけど、とにかくラブは身動きも出来ない状態なのでインターホンを押させてもらった。
中から看護士さんが出てきてくださって、状況を聞いて更にもうお1人看護士さんが出てこられてラブの呼吸状態を聞かれたが、呼吸は大丈夫だと思うと、車を振り返ると・・・・・なんと!私が車を離れて不安になったのか、動けなかったラブが上半身を起こしてお座りしてコチラを見ているではないか。。。。w( ̄△ ̄;)wおおっ!
それを確認して貰ってから、先生が手術中なので5時の診察まで待つことに。受付だけその場でしていただいた。
待っている間になんと、車の中でラブが4つ足で立った!!
心配しているであろう母に、とりあえずラブが立ち上がったことだけ携帯で報告する。
30分前に待合を開けていただいたので、ラブを車から降ろしてみる。
よろよろとだけど、歩く!!(◎□◎;)
妹が電話してくれていたからか予約もしていなかったのに1番に診察していただけた。
まず、体重を計ると・・・28.3キロ。。。太ってる!!
手足の反射は大変良好らしい。足が悪いのではなさそうだ。
内臓からくる場合もあるらしいが、その場合はこうして復活はしないらしい。
考えられるのが首の骨か脳ではないかという話。
首はレントゲンには写り難いと言われたが、とりあえず首のレントゲンを撮ってもらうことになった。
凄く心配されていた首の骨のずれは無かったが、頚骨の1箇所に椎間板ヘルニアの疑いのある場所が見つかる。
前足を庇いながら歩くことで、体のバランスを保つ為に首を振るので、その際になった可能性を指摘された。
ただ、あくまでも疑い。確実な原因を探るためには麻酔をしてMRIの検査をする必要があるらしい。
ただ、ラブはもうすぐ14歳と高齢なので・・・・。
とりあえず5日間は消炎鎮痛剤を処方していただき、様子を見ることに。
椎間板ヘルニアが原因だったらこれで治るらしく、治れば通院は不要とのこと。
良くならなかったり、悪くなる場合はMRIを受けないと治療は出来ないらしい。
又はステロイドを処方するかの2つに1つだと言われた。
薬をいただいて帰宅。
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途中、父が「お支払いした治療費はいくらだった?」と聞くので、7千円ほどだったと答えると・・・・
「それはめちゃめちゃ良心的だっ!」と言ってた。確かに、以前のあの獣医とは大違いだ。。。
父は父なりに色々見回ってたようで、ファーブルは一流だと大いに気に入っている様子。
MRIの話をすると「それでラブは治るのか?」と聞くので、それはラブの年齢もあるし、絶対とは言えないけど、原因が分かれば有効な治療方法がある可能性は高いと答えると、父はそれなら考えるべきだと言ってた。
帰りはふらふらとだけど、歩いて仕事場まで戻れたラブ。
多分、突然動けなくなったことはラブが一番驚いたんだと思う。
仕事場に着いたら、もう爆睡していた。
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4.5日は安静にして薬を飲まないといけないので、私の部屋の扉を閉め、階段を使わないように、歩き回らないように閉じ込めてあったのだけど。。。。
今朝は私の寝ている間にいつものように父の部屋へ行き、父と一緒に庭に出て遊び、父の朝ごはんのお余りを頂戴し、母を起こしにまた2階に上がって・・・・と通常の生活をしているラブ。。。。
だけど、しばらくソレはダメ!と私の部屋に戻されて、私の部屋で朝ごはんを食べて、自宅に留守番。
昨日はもう覚悟を決めるしかない・・・・と思った私。
母はラブはもう死ぬんぢゃないかと思ってたいたと言ってた。そんな状態だった。
怒りながらも、こうして元気に歩き回るラブを見てホッとしている。
ただ、ただ、このまま治ってくれることを願うばかりだ。


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