ワガママ犬


このところやっと階段の上がり降りは確実に運んでもらえると確信を持ったラブ。
それまでは自分の都合で泣いたりしていたけど、ここ2.3日はちゃんと待つことができるようになった。
ラブの介護は家族では私しか出来ない作業なので、仕事場で一往復、自宅で一往復が基本で、出来るだけ私の体に負担を掛けないように配慮をしてもらうことにした。
ラブの朝は早く、早く階段を下りて父と一緒に庭に出て、父と一緒に父の朝ごはんが食べたいラブなのだけど・・・私が降ろしてくれるまで待てるようになっている。
今朝はゴミの日でゴミを出す準備をしたり、愛犬のトイレ場の掃除をしたりと忙しい朝だった。
父が「ラブを降ろしてやってくれ。」と言うけど、そうそうラブの都合だけでは動けない。
すると、父は二階で待つラブの為に自分の朝ごはんのパンを少しラブの為に持って上がってきたのだ。。。。
へぇぇぇーーーーーーっ、うちの父って縦の物を横にもしない奴で、自分のことでも母や私に押し付けるヤツなのに・・・・ラブの為ならココまでするかぁーーーっ。
ラブは父に愛されてるんだねぇー。ふぅーん。。。。
と、そのラブ。
これが超ワガママ犬なのだ。
最近、私のベットで一緒に寝ることに味をしめていて、寝る時間になると自分の布団からおりて床で寝ていたりする。。。。
それを見て私は可哀そう?に思ってベットに抱き上げてやるんだけど、昨夜は自らベットに飛び乗ってきた。
ラブが倒れて以来、自分でベットに上がったのは初めて!
「なんじゃコイツ!」と思う反面「ここまで回復してきて良かった。。。」という気持ちも入って複雑だ。(^^;
一昨日までは夜中に何度も起きて、その度に呼吸が荒くなったり、ベットから降りようとしたりするので、その度に私は起こされて、ラブを「よしよし」と宥めていた。
しかし、一昨日はもうヘトヘトに疲れていて、ラブがゴソゴソするのは無視! 降りようとするのも、もう2.3日前からベットから自力で降りられるようになっているので、「勝手にしろ!」とこれまた無視を決め込んだ。
すると、すると・・・散々暴れても私が相手をしてくれないので、諦めてベットから降りるでもなく、私の顔に自分の顔を寄せるようにして同じ枕に頭をうずめるラブなのだ。
これで勉強したのか、昨夜は暴れないで時間までしっかり寝ていて、時間が来たら静かに自分でベットから出て行った。
うんうん、そうそう、そうでなきゃダメよぉー♪
今はまだ「ワガママ犬」だけど、早く分別の付くお利口犬になって頂戴ねぇー。>ラブ


にほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へにほんブログ村 犬ブログ ラブラドールへにほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へ
↑ランキング参加中です。クリックお願いします。m(__)m

GWなんか嫌いだぁーーーーーっ!

世間はGWという名の長期休暇の最中ですが・・・・私は相も変わらず仕事だす。
ちなみに昨日は仕事場の大掃除をして、大量のゴミを捨てたりとかしてましたけど、その時に棚の上から母のPCの説明書という名の分厚い本が落下し、私の顔面に直撃しました。
うぅぅ・・・・私のお顔に傷が。。。。(×_×;)
しかし、暑くなると掃除もキツくなるので、この季節の間にカタを付けたい私は、せっせと掃除に励むのでした。。。。
さて、愛犬たちは朝から庭でひとしきり遊んでました。
ラブの至福の表情???ってヘンな顔。(^^;

ラブとおちゃちゃの力関係が分かる1枚。
ラブはおちゃちゃには逆らえません。 なので、おちゃちゃがクンクンしている間は微動だにせず、おちゃちゃのするがまま。。。
ちなみに体格的にはラブはおちゃちゃの約3倍ですけどね。。。。

季節は春・・・・つつじの花も満開です。

休みが無くても、愛犬たちが元気でいてくれれば、それを越す幸せなんざ無いよなぁ?。
と、思うこの頃です。
うちの子も15歳、14歳、10歳、4歳・・・4歳の利華は若いけど、あとの3匹は年だしね・・・・何時までこの幸せが続くんだろうか・・・・・。
1日でも長く続くことを願ってます。


にほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へにほんブログ村 犬ブログ ラブラドールへにほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へ
↑ランキング参加中です。クリックお願いします。m(__)m

森下先生とラブの思い出

森下先生とラブは数々の競技会に出場し一緒に戦ってきた戦友だったのかも知れません。
ラブの競技会での写真は殆ど無いのですが、JKCの一部の競技会では3位までに入賞すると写真を貰える場合もありました。
その最初の一枚がこの写真です。
この時、ラブは1歳になったばかりの頃で、競技会には二度目の出場でした。

元々ラブはPD(警察犬協会)の血統書の子なんですが、競技会に出ると決まってすぐに先生からJKCの血統書を取ってくださいと言われて、やっと取れた直後の競技会でした。
確か、この競技会は本部大会でラブの出た3部服従は100頭以上のエントリーがあった中の3位ということで先生が大変喜んでおられたのが思い出されます。
実は、この時に7部では優勝したのですけど、写真は何かの手違いで貰えなかったようです。
ラブの競技犬生ではPDの競技会での成績の方が良かったのですが、PDではこういう写真は無かったので・・・・それがとても残念です。
競技会はとても遠くまで行くこともありました。。。一泊というのもザラでしたし、霧ヶ峰の場合は何泊もすることもありました。
ラブのいない間、毎朝仏壇にお酒を供えて、ただひたすらラブの無事を祈ったものです。
もともと「しつけ」目的で森下先生にお願いしたワケですから、競技会の成績などは二の次、何よりも道中事故の無いよう、ラブが無事で戻るようにと祈ってました。
ラブが良い成績を取った時は、何も言わなくても先生とラブの顔を見たら分りました。二人とも胸を張って笑顔で帰ってきたからです。
成績が振るわない時もやはり分りました。。。。先生もシュンとされているし、ラブも先生の期待に答えられなかったことがショックなようで・・・・項垂れて帰ってきましたし、しばらく元気が無かったこともありました。
1泊の競技会でペンションに泊まる時にはラブ用のお布団を持って行ってくださるのですが、ラブは何時も先生のベットに上がって一緒に寝ていたのだそうです。
よく先生から「ラブと一緒に寝てますよね。。(^-^;」と言われたものです。
一度、先生が特訓をしたいからと先生のご自宅に一週間ほど泊まり込んだ時にも、先生と一緒のお布団で寝ていたそうで、面白がった奥様が証拠写真を撮って後でくださったこともありました。

この写真は1997年四国で行われたJKCの競技会での写真です。
この時は二種目に出て3位と4位でした。
この時の写真は先生の希望で先生のお手元にあると思います。 この写真は先生にお渡しする前に私がスキャナーでスキャンしたものです。
ラブの同胎の姉が京都の警察犬の訓練所のエースとして活躍していました。
ラブは血統も良かったようで、ラブと同じに生まれた子もJKCに出ていたそうです。
先生が言われていたことに、訓練所の 子は競技会の為だけに毎日毎日訓練されて、人間の愛情という部分には欠落しているロボットのようなものだって・・・・自分はそういうロボットを作りたいのではなく、ラブのように家族に愛され、家族として大切にされている子を訓練して、もっと家族に愛され、幸せになれるような訓練がしたいという話をしてくださったこともありました。
その森下先生の訓練は最後の最後で霧ヶ峰で先生の期待には沿えずに申し訳なかったのですが、先生のご努力はラブの 犬生には大きなプラスであったことは間違いがありません。
今、我が家ではラブは父にとって、家族にとって特別な存在です。
例え介護が必要になったとしても、もうラブのいない人生は家族の誰も考えられないほど、ラブは家族に愛されています。
しかし、訓練を受ける前のラブは、引きは強いし、言うことは聞かないし、もうとんでもない犬だっことも忘れてはいません。
今のラブの幸せは、森下先生の愛情と訓練によるものであることは、我が家の家族と、そして誰よりもラブが一番知っていることです。
こんな素晴らしい訓練士さんを他には知りません。
本当に本当に惜しい人を亡くしたという気持ちでいっぱいです。。。。。
さっきからラブの様子がヘンです・・・・・・。
玄関から外ばかりを見ているみたいで、父が「誰も外にはいないぞっ!」と言っています。。。
もしかすると・・・・先生とお別れをしているのかも。。。。
ラブよ、先生にちゃんとお礼を言うのだよ。。。先生のお陰でこんなに賢くなって、こんなに家族から大切にされるようになったんだから。
だけど、だけど、先生について行っちゃダメだよ。
ラブは先生の分も元気で長生きするんだよ。
きっと、先生もそれを願ってくれているから。頑張るんだよ。


にほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へにほんブログ村 犬ブログ ラブラドールへにほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へ
↑ランキング参加中です。クリックお願いします。m(__)m