老犬介護者にエールを送ろう!

 

アジト暮らしの時に

疲れと湿度でテンパーの髪がクリックリッだ・・・・

と言ってたけど、元のちょこっとカールに戻った。。。。

 

 

ラブを抱いて階段を降りる時

足元は全く見えないので

足のかかとからふくらはぎを階段の端になぞるように降りていた。

 

なのでこの2年半、私の足、ふくらはぎの下部

丁度階段の1段の高さの部分が

楕円形状に皮膚が固くなってたのよね。。。。

 

 

多分、怖いから階段から足が離れないようにしてたし

一段踏み出す時に足とふくらはぎのこの部分で

ラブと私の体重を支えた結果だと思う。

 

 

それも少しづつ元に戻りつつある。

 

 

これがあったがために

私はこの2年半スカートをはいて無い。。。

 

 

大型犬の介護はこのように

力仕事、体力勝負な重労働。

 

 

上の写真の時でラブは28キロくらいあった。

 

このキャリーを私の体に掛けて

ラブを抱いて階段を降りてた。

 

 

この紐が首を圧迫して

一時頸椎捻挫で視力がいちじるしく落ちたこともあった。

 

 

後半はお腹の腫瘍にこのキャリーが当たって

腫瘍が腫れるという事件があった為

ラブを抱くのは私の素手のみとなった。

 

 

でもね、

その頃には私の筋肉も発達してて

素手で抱くのに充分な腕力と体力が

身についてた。

 

 

今は・・・こんな重労働しないから

筋肉が落ちて脂肪になるのが

恐い。。。。。

 

 

ラブは前庭障害で倒れた時と今年1月に

動けなくなり、寝た切りに近い介護状態となった。

 

体に力が入らない大型犬は

単に足腰が悪い時と違って重い。。。

 

 

腰に持病がある私は

決死の覚悟でラブの生活を守ってた。。。。

 

 

ごはんを食べない時は

色々な食材を与えてみたり、

 

この料理なんかしたことない私が

手作りごはんを作るようになった。。。

 

 

ふらふらなラブを散歩に連れ出す為に

歩行補助ベストを手作りし

ラブの体重のすべてを私が引き受けるようにして散歩したな。。。

 

 

思うように動けない老犬を散歩させていると

心無い人から色々辛い言葉を言われたことも多々あった。

 

もちろん好意的な言葉もあったけど

嫌な言葉の方が多かった。

 

でもね、

老犬は動けなくなったら寿命が持たないと

私は先生から言われてたから

誰に何を言われようと毎日ラブと散歩した。

 

 

ふらふらで足も痛かったし辛かっただろうに

ラブは亡くなる前の日まで

ちゃんと自主的に散歩してくれた。

 

 

一応、一通りの老犬介助と介護は経験したのかな・・・・

 

 

生活環境によって

介護の仕方も変わるだろうから

もっともっと大変なこともきっとあるはず。

 

 

 

自分も経験したから言える。

老犬介護は大変だ。

 

特に大型犬の介護は小型、中型犬と違って

大きいし重いから

その大変さは比ではない。

 

 

私もラブの介護中は

ラブの生活を守るため

自分の体を維持するのに必死だったし、

 

自由に動けないラブの日々の排泄や

中途半端に動く時は周りの危険物や

とにかく1日中ホッとする間のない生活だった。

 

 

だから、

愛犬おちゃちゃにも迷惑をかけた。

 

言い訳になるけど

とても同時に同じだけ手を掛けて

同じだけ愛してあげられる状態では無かった。

 

おちゃちゃがそれを理解出来なくても

それはおちゃちゃの責任ではない。

 

 

そして、同じように愛してないと言われたら

私は一言の弁明も出来ない。

 

 

こうして顔で笑って、心で泣いて、

本当は凄く大変な老犬介護している人って

多分、いっぱいいるのではないかと思う。

 

 

やってみないと

本当の大変さって分からない。

 

 

だから、このブログを見てくださった方にお願い。

 

 

よぼよぼの老犬を散歩させている人を見て

「虐待」とは言わないで!

 

愛がなければ、そんな体の犬連れて

散歩に行く物好きなんか居ないんだから。

 

 

老犬飼いの人に「亡くなる」という話はしないで!

必死で戦っている人に対して失礼だから。

 

 

もし見かけたら

「ガンバレ!」と声を掛けてあげて。。。

 

今思うとね

べたべた話掛けてきた人より

すれ違う時一言言われた

「ガンバレ!」が一番嬉しかったから。

 

 

私はラブの老犬介護を卒業したけど

 

今、頑張ってる人

これから頑張る人に

 

心から応援したい!

 

 

フレー!

フレー!

老犬介護!

 

精一杯頑張れ!

後悔のないように頑張れ!

 

 

頑張っただけ

介護も楽しくなるし、愛犬との絆も強くなる。

 

 

最後に愛犬を送る時

「ありがとう。」って言えるから。

 

 

私がラブと暮らした15年間で

最後の2年半は確かに大変だったけど、

一番楽しい時間だった。

 

 

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ラブのいない生活

 

ラブの足が悪かったので

自宅1階に敷きつめてあった

コルクマット・・・・・

 

 

ラブが亡くなったし、

1階に降りて来られるのは

パピのみになってしまった我が家なので

コルクマットは撤去しました。

 

 

でも、コルクマットを使ったのは

ほぼ2ヶ月余り。。。。。

 

 

棄てるのは勿体ないので

仕事場の台所に持って来て敷いてみました。

 

 

ラブの形見のような物だから

側に置いて活用できて嬉しい。

 

 

 

ラブ・・・・・

 

 

もっと早くコルクマットを使ってあげれば

良かったかな。。。。。

 

 

でも、このコルクマットは

凄く気に入っててね、

誕生日の後、一時期歩行困難になったけど

このコルクマットに助けられて

また歩くようになったこともありました。

 

 

 

ラブが亡くなって

凄く凄く悲しいんだけど、

 

だけど、ラブは

もうこれで苦しまなくて良いんだ・・・

と思うとね

コレで良かったとも思うのです。

 

 

最後の1年半は

私も大変だったけど、

 

でもね、

それ以上にラブは大変だったと思う。

 

 

突発性前庭障害になったのが

1年半前。

 

 

それまでは単に足の老化だけだったのに

ラブの場合は酷くて・・・・

 

随分と後遺症が残って

その時以降は階段・段差は全くダメになったし、

歩行もまっすぐに歩くことが出来なくなりました。

もちろん走ることも出来なくなっていました。

 

 

前後して肘関節が悪いことも分かり

足も随分と痛そうにしてました。

 

薬をずっと飲み続けていましたが

亡くなる前には薬も効いてなかったように思います。

 

 

正直、あの時から1年半後があるとは

思わなかった。

 

明日にもお迎えが来るかも知れない・・・

そう思ったから。

 

 

私たちにとれば1年半は1年半だけど

 

犬には数年にも値する年月なんですよね。。。。

 

 

ラブは私の為に

自由にならない体で

足の激痛にも耐え、

生き延びてくれていたと思うと・・・

 

 

よく頑張ってくれたね、

本当にありがとう。

 

 

としか言えないな・・・・・

と思った。

 

 

 

辛い状態のまま

長生きしてくれと言うのは

 

それは、私のエゴであり

ラブの為では無いんだな・・・・って

そう思えた。

 

 

だってね、

 

ラブが亡くなったのに

一度も夢にも出てこない。

 

ラブの写真から

ラブが悲しい、寂しいと思っているような

そんなネガティブ・オーラって全く感じないんだよね。

 

 

もう、「やることやったよっ!」って

ホッとしているんだろうな・・・って

そんな感じなの。

 

 

後半はもう必死で生きてたのも知ってるし。

 

私への義理も果たしたし

 

思い残すこと無く旅立ったんだ。。。。。

 

 

だから、私は

ラブに心から感謝し、

そして、ラブがこれからも幸せでいられるように

祈るのが私の役目なんだな・・・・・

 

 

でも、悲しい、寂しい気持ちは

無くならないけど

 

 

ただ、

私が今後どれだけ長生きするか分からないけど

 

 

死ぬまでラブのことは忘れない!

 

 

それだけは絶対に約束できる。

 

 

今でもずっと

ラブを愛しているから。

 

 


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最後の一線

 

ラブが亡くなってからというもの

何かをしなくては・・・・・・

と思うものの「やる気」が湧かない。。。。

 

 

なんか、張り合いが無いというか・・・・

 

 

そんな精神状態でいたので

おちゃちゃの抜け毛がね

大変なことになっていたのは

分かってたんだけど・・・・・

 

 

 

 

毛を梳いてやったら

またきっと

泣き喚いて、大暴れするから・・・・・

 

 

この精神状態でソレは

さすがにキツイ。。。。。。

 

 

 

と思って

見て見ぬふりをしてきた私。。。。。

 

 

でも、さすがに

見られなくなってね

昨夜は意を決しておちゃちゃの毛を梳いた。

 

 

 

ペットドアをゴミ箱で封鎖し、

おちゃちゃを追い詰めて

コームでせっせと毛を梳くと

 

 

もうすごーーーーーい大量の毛!毛!毛!!

 

 

最初は怯えた目で私を見ながら

ジッとしていたけど、

 

そのうちフェーン!フェーン!とヘンな声で叫び始める。。。。

 

 

何時ものことだしね、

気にせずに作業を続けると

大声で叫びはじめ、

そして逃げようともがき始める。。。。

 

 

そのうちお腹の毛も梳いてやろうと

おちゃちゃをひっくり返して抱き上げると・・・・

 

今度は歯を剥いて唸り声を出したりする。

 

 

まぁ、いつものことながら

凄い剣幕だ。

 

 

ところが、

ガァーッ!と歯を剥いて

あわや私の腕をガブリ!と噛むのかな・・・・

という勢いできていたのに

 

 

私の腕だと認識するや

自己抑制を働かせるおちゃちゃ。

 

 

 

噛まないけど、

真剣に暴れることは止めない。

 

これも「おちゃちゃ流」。

 

 

凄い勢いで抵抗しているのに

「ねぇーちゃんの手は噛んではいかん!」

ってことは肝に命じてるようだ。

 

これは、おちゃちゃの私に対する

最低限の礼儀で最後の一線なのかな。。。。

と思ったわ。

 

 

単純に

噛んだら命は無い・・・・

あの凶暴なねえーちゃんに殺される。

と思っているのかも知れないけどさっ。。。。。

 

 

後ろ脚では散々蹴られて

ひっかき傷だらけになったけど

なんとか毛梳きは完了。

 

 

ちっとは見栄が良くなった。(^^)

 

 

でも、お決まりのように

しばらくは私に寄りつかない。

 

 

ゴミ箱の陰からコチラを覗うおちゃちゃ。

 

 

最近は呼んでも餌の時でもなければ

顔も見せない奴なので

気にしないことにした。

 

 

でもね、

面白いんだよぉ~。

 

 

自分がキレイになったこと分かってるみたいで

母にわざわざ姿を見せに行ってたらしい。

 

 

あの、呼んでも寄り付かない

愛想ナシな奴なのに

自分から母の前に来たというから可笑しいよね。

 

 

 

で、「おちゃちゃ、キレイになったね。」と言われて

愛想1つふりまかずに立ち去ったと

母が言ってたわ。。。。

 

 

そんな態度も相変わらず。

おちゃちゃらしいと言える。

 

 

 

今朝、私のベットの横を歩いてたから

サッと手を出して背中に触るとね・・・・

 

 

いつもはダッシュで逃げるのに

しばらくジッとしていて

私に背中を触らせてくれた。

 

 

もちろん、嬉しそうではないし、

思いっきり迷惑そうではあったが・・・・・

 

 

でも、逃げないだけでも

大いなる前進だっ!!

 

 

 

おちゃちゃは不器用だからね・・・・

分かってやらないといけないんだよね。。。。。

 

 

でもさっ、

 

今朝、触らせてくれたこと、

 

おちゃちゃの我慢の出来る最大の

ねぇーちゃんへの心遣いだと

思ってイイんだよね?

 

 

 

そうでない可能性も限りなく高いけど・・・・・

 

 

ねえーちゃんは勝手に

おちゃちゃの愛情表現だと受け取るね。

 

 

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