思い起こせば・・・

 

おちゃちゃの亡くなった日いらい

風邪がっつりとひいた私です。

 

 

一昨日の深夜のことです。

突然、のどが強烈に痛くなり

自分で凄い熱が出ているのが分かりました。

 

 

苦しくて、苦しくて、、、ふと、

おちゃちゃが一緒に行こう!と呼びに来たのかな?

と思ったくらい。

 

 

おちゃちゃを家の中で飼うのに

もの凄く親父とのバトルがあって、

かなりの苦労をしておちゃちゃを家犬にした私でして、

その時、「死ぬ時は一緒だ」といつも言ってましたから。。。。。

2004年12月にこんなこと書いてました。

 

 

あいのことも気になるけど、

連れて行きたいなら、連れて行け!と思ってたら

ふと体が軽くなって起き上がったら

全身が汗びっしょり・・・

さっきまで苦しかったのは嘘みたいになってて

フツーにがっつり風邪ひいてる状態に戻ってました。

 

 

でも、風邪ひきこんだようで、

今日もまだ辛いです。。。

 

 

 

2004年からずっとブログを書いてて、

おちゃちゃのこと書いてるとこ読んでたら

 

 

おちゃちゃの性格と私の気持ちの記事

2004年12月

2009年1月

2009年2月

 

なんかを見つけた。

 

 

ずっと読んでるとボケの症状は

もう2年以上前からぼちぼち出ていたようだ。

 

 

当時はラブの介護中で、

帰宅したらおちゃちゃ一筋だった私が

帰宅してもラブの世話に明け暮れてて・・・・・

 

 

今思うと可哀そうなことをしたと思って

申し訳なくて辛くなる。

 

 

ラブは大型犬だから、ラブを先にきっちり送って

その後からでも、おちゃちゃとの時間も充分にあると

そう思ってた。

 

 

実際はラブの介護中にボケの症状が進んで

ラブが亡くなった時にはもうラブのことも私のことも

全く分からなくなってた。。。

 

 

ラブの介護は2年半に及んだから・・・・

その間、おちゃちゃは寂しい思いをしたに違いない。。。。

 

 

だから最後にいっぱい私の手を煩わせて

いっぱい世話して貰ってから旅立ったのかな。。。。。

 

 

孤高を愛したおちゃちゃ・・・・

人に慣れることを潔しとせず、

自分の生き方のスタイルを崩さなかったおちゃちゃ・・・・

 

 

我が家では犬たちのボス的存在で

大きさ3倍以上あったラブですら

生きている間はおちゃちゃに頭が上がらなかったし、

パピ利華には側に来るだけで震えるほど

怖い存在だった、おちゃちゃ

 

 

不器用で地味で、華やかに可愛がられる術を知ってた

ラブパピに比べていつも損していたけど・・・・

何かあった時には一番誠実で、一番頼りになってた。

 

 

我が家は1度ドロボーに入られたけど、

その日はおちゃちゃがグルーミングに行ってて留守の時で

おちゃちゃが家にいる時にはドロボーすら入れなかったくらい

頼りになるワンコだった。

 

 

ある時、

妹だけが家にいる時に大きな地震がきた。

犬は本能で地震の時には外など安全な場所に避難するが、

その時、妹は一階のリビングにいた。

 

おちゃちゃは二階。

 

その時、おちゃちゃ

我が家の吹き抜けに吊ってある2メートル近いシャンデリアが

ゆっさゆっさ揺れて落ちそうになっている真下の階段を下りて

妹のところへやって来たという。

 

我が家の留守は自分が預かってるという自覚があった

そんな気概の満ちたヤツだったんだよ、おちゃちゃは。。。。

 

妹が感激したと話してくれたこの話は

おちゃちゃの性格を一番表すものだと思ってる。

 

 

思い出は尽きない・・・・

あんなこともあった、こんなことも・・・・と

おちゃちゃのことばかり思い出す。

 

 

もし、願いが叶うならば

正気を失う前のおちゃちゃに会って

後半ラブにかまけておちゃちゃに寂しい思いをさせたことを

詫びたい。

 

 

そして、3日でいいから、

二人だけで楽しい思い出を作りたい。

もう叶わぬ夢だけど。。。。

 

 

 

 

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おちゃちゃとの最後の日

 

亡くなる前の日から様子がヘンで・・・・

 

 

もう、

これは絶対に近いと思ったので、、、、

 

 

亡くなる前日は仕事の日だったけど、

父にも文句ブーブー言われたけど、

自主的に仕事をブッチして

ずっと、おちゃちゃの側にいました。

 

 

ずっと、おちゃちゃの側で

おちゃちゃのこと見てました。。。

 

 

2日前くらいから

もう自分では全然動けないのに

夜中、バタバタと足をバタつかせて

体を回して、ケージから私が見えるところに

自分の顔を持ってきていたんです。。。。

 

 

朝起きたら、おちゃちゃが真っ白な目で

私を見ていたんですよね。。。。

 

 

今思えば、最後に私のこと

見ておこうと思ってたのかな。。。。

 

 

 

11月17日から

突然、左目が真っ白になり・・・・

 

亡くなる前日には右目が開かなくなりました。。。。

 

 

今思えば、あの頭蓋骨の中が真っ黒になってた

あれが原因だったようです。

 

 

だから、

必死の思いで体を移動しても

恐らく私の姿は見えてなかったんでしょうけど・・・

 

 

 

亡くなったのは火曜日でした。

ラブも火曜日。。。。

 

 

火曜日は我が家の仕事がお休みで

家族が家にいる一番確実な日なんです。

 

 

おちゃちゃって、

人間嫌いで、他人に愛想なんかしたことないし、

家族でも私にしかなつかない、

私だけの忠犬でした。

 

 

だから、

家族がいる日に亡くなるのは意外だったけど、

 

 

もしかすると、

やっぱ家族を愛してて、

家族に見守られて旅立ちたかったのかも。

 

 

私の部屋で、私だけから介護されてて

普段は家族はおちゃちゃを見舞いにも来てくれなかったけど、

 

 

もう、長くないって言ったら

母が亡くなる直前に見舞いに来てくれて・・・・

 

 

母が「おちゃちゃ!」って言ったら

前足を少し動かして答えてくれたそうです。

 

 

亡くなったのは、その直後でした。。。。。

 

 

おちゃちゃ

私が思っているよりずっとずっと

家族も愛してたんだね。。。。

 

 

 

おちゃちゃってね・・・・

不器用だけど誠実な子でね・・・・

 

私がいっぱい、いっぱいだったから気付かなかったけど、

危ない!と思ったら必死で「おちゃちゃ!」って呼ぶんだけど、

すると、必ず体のどこかを動かしてね、

「私頑張ってる!生きてるよ!」って教えるんですよね。。。。

 

やっぱり、最後まで不器用だけど誠実だったんだな。。。

 

 

 

おちゃちゃと意思疎通が出来なくなって1年4ヶ月以上。

その間、苦闘の日々でおちゃちゃとの楽しい思い出を

思い出せなくなってました。。。。

 

 

ボケの介護が辛い、キツイと思ってました。。。

 

 

今、走馬灯のように

おちゃちゃと過ごした思い出が蘇ります。。。。

 

 

思い出すと、

どうして、もっと優しくしてあけなかったんだろう・・・・

もっともっと大事にしてあげれば良かったと

後悔ばかりです。

 

 

自分なりに一生懸命にやったけど、

何をしても反応の無いおちゃちゃに苛立ったことも

多々ありました。。。。

 

 

だけど、ボケた老犬が泣き叫ぶ話をよく聞くけど、

おちゃちゃは一度もそんなことはありませんでした。

 

若い頃から無駄泣きはしない子でしたが、

最後までボケても貫いてくれました。

 

 

色々なこと思い出すと、

おちゃちゃはいっぱいいっぱい私を愛してくれてたと

おちゃちゃの愛情の大きさ深さを思い知るばかりです。。。

 

 

おちゃちゃの遺影はこれにしました。

一番可愛かった頃の写真です。

 

 

辛かった後半のこと忘れて

今後は可愛かった頃のことだけを思い出して

おちゃちゃの供養をしてやりたいと思っています。

 

 

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お葬式

 

昨日の午後、

おちゃちゃのお葬式をしてきました。

 

 

ラブと同じとこです。

 

 

 

火葬していただき、

お骨拾いをして、分骨して頂いて

おちゃちゃを連れて帰宅しました。

 

 

 

火葬の後はすぐにお水をお供えするように言われたので

まず、お水をお供えしました。

 

 

おちゃちゃのお骨、とてもキレイでした。

17歳と高齢でしたが、しっかりと残ってました。

 

 

でも、

頭蓋骨の中は全体が真っ黒になってました。。。

 

 

それと、腰だと思ってたけど、

実際は背中にやはり黒い固まりが・・・・

背中が悪かったんだ。。。。。

 

 

聞けば、

血液が焼けるとこうなるのだとか・・・・

 

 

おちゃちゃのボケはこれが原因だったのか、、、

今となっては分かりませんが、、、、、

 

 

おちゃちゃのいなくなった部屋は

信じられないくらい広く感じます。

 

 

亡くなってみて、

その存在の大きさに気付いた思いです。

 

 

この日がもう何時来ても不思議では無かったので、

先日、最終的に私の手元に残しておく為の

ミニ骨壷を用意していました。

 

 

お骨拾いの時、

尻尾の先の骨、犬歯、爪などをミニ骨壷に入れて

これらは一生私の手元に置いておきます。

 

 

ラブが亡くなる少し前からボケの症状が出たおちゃちゃ

それから1年4ヶ月で虹の橋を渡りました。

 

 

ラブの時から足掛け4年、

おちゃちゃを見送って、

私の老犬介護生活は完結しました。

 

 

今は何も考えられない気分です。

おちゃちゃが亡くなったことも信じられない。。。。

 

 

もう、

トイレの世話しなくてイイんだ・・・・

 

 

もう、

食事を食べさせる世話もしなくてイイんだ・・・・

 

 

もう、

おちゃちゃはいないんだ・・・・

 

 

正直、おちゃちゃの世話は

ボケてたのと、噛むのとで大変だったし、

ホッとした部分もあるけど、

肩の荷は下りたけど寂しいです。

 

 

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