前日のブログで、これ!面白いねん!と書いてた「愛犬が、私を愛してくれません。どてどてどてちん!」にフレンチブルは「ワンオーナードッグ」だと書かれておりました。
 
 
私はフレンチブルはモモが初めて・・・・で、フレンチブルが「ワンオーナードッグ」だとは全然思ってなくて、それ見てスゲーーー驚いたのでした。
 
 
モモは家族には万遍なく懐いてるし、外に連れて行っても犬も大好き!ワンワンと吠えかかって来るような子ですら動じず遊びに誘うほど。。。w( ̄o ̄)w オオー!
 
 
人も大好きで、あいは子供が嫌いだけどモモは子供でも全然OKな超フレンドリー犬なので、まさかフレンチブルがっ!?と驚きでした。(^▽^;)
 
 
モモの実家のフレンチブルちゃんもフレンドリーな子ばかりで、この漫画読むまでフレンチブルが「ワンオーナードッグ」だとは想像すら出来んかった。(^▽^;)
 
 
 
だけど、
 
 
私が過去に一緒に暮らした子で、まさしく「ワンオーナードッグの鏡!」という子がおりました。
 
 
それは、私のハンドルネームにもなっている、柴犬系MIXのおちゃちゃです。
 

 
おちゃちゃと私とはまさしく運命の出会でした。
 
 
父が夕暮れ時の山道で道路にへたり込んでる子犬だったおちゃちゃを発見し、私が拾い上げて連れ帰り、我が家の最初の室内犬になった子です。
 
 
家族の中でも私ダケに懐いてました。
 
 
親父などは触ることすら許されてませんでしたね。(^▽^;)
 
 
外に連れて行っても「ガウガウ犬」と言われるほど社会性に乏しい子でした。(^▽^;)
 
 
私には見えない場所にいても、私が呼べばすぐに私のところへ来る子でした。
 
 
私以外の人には触られることも嫌がりましたが、私がすることにはどんなに嫌なことでも絶対に抵抗はしなかったです。
 
 
おちゃちゃの匂いが好きで抱いて寝ても、私が寝てしまうまでは絶対に動かなかったです。。。
 
 
それだけでなく、一度私ダケが家に入る時に泥棒に入られかけたことがあります。
 
 
その時、忘れもしません・・・・・。
 
 
こんなに恐ろしい声で毛を逆立てて吠えるんだ・・・と驚く鬼の形相で吠えたてて、それに気づいた泥棒はガラスを割ったダケで侵入せずに逃げて行ったんです。
 
 
当然、警察に通報して警察の方が来られたんだけど、ガラスは完全に鍵の場所に穴が開いてて、ここまでして侵入した形跡がないのは、この犬が頑張ったお蔭ですよと絶賛していただきました。
 
 
きっと、侵入されていてもおちゃちゃは命がけで私のこと守ってくれていたと思います。
 
 
阪神大震災の時、建物の下敷きになった飼い主の側を離れず、そのお蔭で助かった方がありましたが、おちゃちゃならきっと同じことをしてくれただろうと自信をもって言えるほどの忠犬でした。
 
 
今まで何頭かの愛犬と暮らしてきましたが、おちゃちゃを超えるほどの忠犬はいなかったし、今後もきっと出会うことはないでしょう。
 
 
 
今年、おちゃちゃが亡くなって7年目になります。
 
 
ワンオーナードッグという言葉を聞いて、心から懐かしく今でも私の最愛の愛犬おちゃちゃのことを思い出しました。。。。
 
 
 
だったら何故にフレンチブルなの?
 
 
そんなにおちゃちゃを愛してたのなら柴犬か柴犬系MIXを飼うのが筋なんじゃないの!?と思われる方がいるかも知れませんね。。。。
 
 
そうですよね。。。
 
 
実はおちゃちゃは亡くなる前1年半ほど痴呆になりました。
 
 
ラブの介護でおちゃちゃには辛抱して貰ってたことも多くて、ラブが亡くなった後はおちゃちゃのこと大事にしてやらないと!と思ってたけど、、、、
 
 
ラブが亡くなった時、おちゃちゃはすでに痴呆の症状が出てました。
 
 
それがどんどん進んで、亡くなる前1年ほどは私のことも分からなくなってました。。。
 
 
元々社会性のない子で、人から触られるのが嫌いで、可愛い顔に似合わずに凶暴性のある子でした。
 
 
そんな子が唯一愛してたハズの私のこと忘れた時、その世話は危険が伴うものでした。
 
 
家族には危険なので触らせることが出来ずに、亡くなるまで何度も何度も噛まれながら、私がひとりで世話をしました。
 
 
おちゃちゃが痴呆になるまで、私がおちゃちゃに噛まれることなんか想像すら出来ませんでした。。。
 
 
噛まれた手も痛かったけど、心が痛くて痛くて・・・初めて噛まれた時は大泣きしたもんです。。。
 
 
だけど、不思議なんだけど、ボケちゃっても私のこと忘れたと言っても、他の家族に比べたら私には世話はさせてくれました。
 
 
おちゃちゃの世話は全然辛くなかった。私の最愛の愛犬だったから。
 
 
だけど、何が辛かったかと言えば・・・・おちゃちゃが私のことを忘れたこと。
 
 
ラブの時は肉体的に介護は大変だったけど、それよりも愛犬に忘れられたことの方が辛かった。
 
 
家族として犬を迎えたなら、最後まで世話をするのは当然のこと。
 
 
だけど、肉体労働の介護よりも痴呆犬の介護は壮絶でした。
 
 
愛してたから、愛されていると信じてたから、余計に辛かった。
 
 
介護の時、私を呼ぶ声だったり、頼りにしている様子だったり、尻尾の微動ですら飼い主はソレを心の支えに介護に頑張れるものです。
 
 
ボケてしまったら、毎日死に物狂いで心に一筋の灯りもないんです。。。
 
 
毎日、噛まれないように世話をして、いっぱいいっぱいでした。
 
 
最後が近いと思った時、おちゃちゃがハッピーターンが大好きだったこと思い出して・・・・慌てて買いに行って口元に持って行ったけど、1口しか食べられなかったとき、なんでもっと早くに買ってやらなかったんだ・・・・と後悔しました。
 
 
だけど、そんなこと思いつかないくらい・・・毎日が精一杯だったんですね。
 
 
ハッピータンは今でも私には涙の味です。
 
 
 
おちゃちゃを見送った時、私はもう二度と日本犬とは暮らさないだろうと思いました。
 
 
日本犬は痴呆に掛かりやすいとは聞いてたから、早めに魚のオイルなんかを餌にプラスしたりしてたけど、ダメでした。
 
 
だから、おちゃちゃには生まれ変わる時は日本犬にはなるなよぉ~と伝えてます。(^▽^;)
 
もしも生まれ変わって私のところに来てくれるなら、今度は痴呆にはなってくれるなよ・・・とお願いしたい。
 
 
最後まで愛のある介護をするから、お願いだからボケないでねって。。。
 
 
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